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イーディーエル株式会社

当社は、Google Cloud Specialization Education パートナーです。
Google 活用セミナー・トレーニングはおまかせください!

事例紹介

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導入事例 

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吉田運送株式会社

全国中小企業クラウド実践大賞で

「クラウド実践奨励賞」を受賞されました!

物流業界に10Xを!

 Google Workspace 活用で残業を減らし、

​業界全体の魅力度を上げていく。

北関東で内陸のコンテナターミナル(「内陸港」あるいは「インランド・デポ」とも呼ばれる)を複数運用する。「ラウンドユース」と呼ばれる、今まで空で回送されていたコンテナの有効活用に取り組み、港湾内のコンテナ停滞や Co2 の削減に貢献。ドライバーの負荷を下げることで、ドライバー不足など物流業界に課せられた課題の解決にも寄与し、女性ドライバーの進出にも貢献してきた。こうしたビジネスプランが評価され、2017年にはめぶきフィナンシャルグループ(常陽銀行・足利銀行)主催の「めぶきビジネスアワード地域創生賞」を受賞した、インランド・デポのリーディングカンパニー。

​URL: http://www.yoshiun.com

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代表取締役
吉田 孝美 

全国中小企業クラウド実践大賞で吉田運送株式会社さまが「クラウド実践奨励賞」を受賞されました!

全国中小企業クラウド実践大賞は、クラウドサービス利活用を実践し収益力向上・経営効率化したモデル事例のなかから、コンテストにより優れた取り組みに対して総務大臣賞、日本商工会議所会頭賞等を贈るコンテストです。

​2021年コンテストにて、吉田運送株式会社さまが「クラウド実践奨励賞」を受賞されました!

>>> 全国中小企業クラウド実践大賞のホームページはこちら

登壇タイトル:中小企業だからこそ取り組むお金をかけない身の丈DX

~Google Workspaceフル活用で実現する物流革命~
登壇者:吉田運送株式会社 代表取締役 吉田 孝美 さま

▲ Google Workspace を活用した社内DXの取り組み内容、ビフォー・アフターでどのように変わったか、どんな成果が出たか等が非常にわかりやすくご紹介されています。DXの一例として、是非一度ご視聴ください。​

課題

物流の司令塔に当たる立場なので、スタッフのICTスキル工場の必要性を​痛感していました。

いま輸入されたコンテナが東京港に着いて、最終的な納品場所が茨城だったとすると、積荷を下ろしたコンテナは、空にして港に返しています。逆に、輸出品を載せたコンテナも、港で積荷を下ろすと空になったものをまた内陸まで回送していました。つまりコンテナの約半数は、中身が空のまま運ばれているのです。

 

ところが、空のコンテナが内陸にあれば、輸出業者はこれを活用できる。今まで回送していたコンテナが実入りになるので、稼働率も上がるし、 CO2も削減できて全員がWin-Winになる。これがラウンドユースという仕組みで、私たちの運営しているインランド・デポはその拠点なのです。

 

このインランド・デポはいわば物流のハブであり、社員は司令塔に当たる立場なので、コンテナをやり繰りするスタッフのICTスキル向上と、スタッフが情報をもっと効率よく収集できるシステムの必要性を痛感していました。

導入の

きっかけ

最大の効率化は「社員全員のICTスキルが上がること」 G-COS導入で Google Workspace 活用による業務効率化を決断

しかし、システムの開発を外注していてはタイムラグが生じて、全然威力を発揮できない状況になってしまうことは予想できたので、 Google を活用して解決しようと考えました。

 

また、最大の効率化とは「社員全員のICTスキルが上がることではないか」と考えていたので、イーディーエルさんの提供している企業向け Google Workspace オンライン学習システムG-COS の「社員一人ひとりが自覚を持って取り組む」「社内にICTリーダーを育てる」という理念には共感する点がすごく多く、導入を決断しました。

 

G-COS の動画を社員に見せると、実際にアプリを使い始める社員が出てきて、他の社員も「自分にもできるかも」と使い始める連鎖が生まれてきました。

G-COS 導入後

コンテナの管理を電話から
Google スプレッドシート へ。Google Keep
​なら荷札の文字もAIが自動で認識してくれる!

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今までは、コンテナが移動したということを、オペレーターが事務所へ逐一電話で伝えていましたが、 Google スプレッドシート を使用することで、リアルタイムに情報を共有することができるように進化しました。

 

コンテナの荷札も、従来は事務所のスタッフが現場まで行って回収し、持ち帰って入力作業を行なっていました。スタッフの移動時間もかかりますし、入力ミスも発生していました。これを Google Keepを使い、荷札の写真を撮影し、AIによる文字認識機能を使用することで、スタッフの行き来する労力と、入力の手間も軽減することができました(図参照)。

 

今では、いくつかの東京港の港湾業者に、空コンテナの情報を スプレッドシート で共有しています。弊社のような一地方のデポが、東京港の港湾業者に Google を活用した情報共有を提案するなんて以前なら考えられなかったことですが、ICTを活用することで企業の規模がボーダーレスになってきている実感があります。

G-COS を始めたことによる効果

ICTスキルの向上

残業時間

​の減少

労働時間の短縮

こういった Google アプリの活用アイデアが社内から出てくるようになったのも社内のICTのスキルが向上したおかげなので、G-COS の掲げる「専門的能力開発(現場でICTをどう活用すればよいか、自分自身の場面に応じて解決できるスキルが身につく)」が根付いたのかな、と考えています。

 

また、Google の経営理念「 Think 10X(10倍のスケールで発想しよう) 」にも、ものすごく共感しています。 Google の活用で残業時間を減らそう!と社内でも話していますし、実際に効果も出てきて、残業も減ってきています。

 

現場のドライバーさんも、いままで勤務時間の半分は空のコンテナを運んでいたものが効率化することで、実入りは変わらず、労働時間を短縮できる。

 

業界全体が変えられるイメージができてきたので、今人手不足と言われている世の中で、弊社だけでなく、業界全体の魅力度を上げていく。その中できちんと稼いでいける運転手さんが増えるきっかけになればいいな、と思っています。

​今後

まだまだ需要のあるインランド・デポ

Google マップのマイマップ機能を​立地の選定に活用

Google マップ のマイマップ機能も活用しています。スプレッドシート の表を読み込むだけで地図上に場所をプロットしてくれる。すごい機能ですよね。

 

たとえば社員全員で手分けして、輸入業者、輸出業者、運送業者を スプレッドシート に入力したものを、色分けして地図上にプロットしていく。すると業者が密集しているところほど、うちのようなインランド・デポの需要があるという立地の判断ができる。いま、各業者間で横のつながりがまったくない状況を、情報を見える化する。すごいイノベーションを起こすことができるのではないかと考えています。

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吉田運送株式会社の佐野インランドポート

(栃木県佐野市)

吉田社長に一問一答
Google Workspace と G-COS、こうして社内に浸透させました!

● 働き方を変えるために、どのようにして社内でルールを作られましたか?

「まず、社内で勉強会を開催し、従来の表計算ソフトを Google スプレッドシート に移行していくことを周知しました。また、情報を一人で抱え込まないように働き方の思考を変える取り組みから始めました」

 

Google Workspace と G-COS を導入されてから、クライアントとのやり取りは変わりましたか?

「商品の管理する表を スプレッドシート で共有するようになり、つどメールでやり取りする手間が省けるようになりました」
 

一番印象に残っている、または、役に立ったG-COS の動画はどれでしょうか?
「 Google フォーム  の活用方法の動画です。入力を簡単にすることで、データ収集に役立てることがイメージできました」


 

テレワーク、リモートワーク制度は導入されていますか?
「物流業界はエッセンシャルワーカーなので、リモートワークはまだ導入していませんが、今後の想定はしています。PCにログインすれば仕事ができる、という環境は、何がなんでも会社に来なきゃいけない、という環境から解放される思考になっていくかもしれないとは考えています」


 

最後に、働き方改革をこれから進めていこうとしている日本の中小企業へメッセージをお願いします。

 「仕事の効率化のために新しくシステムを開発することも重要ですが、従業員一人ひとりのスキルを上げてこそ本当の効率化が図れると思います。G-COS の続編も期待しています!」

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